むし歯治療

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  • 何もしていなくても歯が痛い
  • 冷たい食べ物がしみる
  • 温かい食べ物がしみる
  • 歯に黒い穴が空いている

このような症状があるなら、既にむし歯が進行している可能性があります。むし歯は早期発見・早期治療で、歯に与えるダメージを小さく抑えることができます。治療を繰り返すと歯の寿命を縮めることになりますので、お口に違和感を覚えたらできるだけ早く当院へご相談ください。

東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅から徒歩1分の歯医者「東高円寺歯科クリニック」は、地域に根ざして30年の歯科医院です。小さなお子さんから高齢の方まで、幅広い年齢の方にご利用いただいています。

痛みがなくても「むし歯」になっている可能性はあります

PICK UP!痛みがなくても「むし歯」になっている可能性はあります

次の3のケースは、痛みを感じることなくむし歯が進行してしまうため注意が必要です。

  • (1)初期むし歯
    歯の表面が溶かされている初期むし歯の場合、痛みを感じさせる神経までむし歯が到達していないため、痛みなどの自覚症状はありません。
  • (2)神経が死んだ歯
    むし歯を放置すると、歯の内部を通る神経が死んでしまい一時的に痛みを感じなくなります。しかし、放置すると歯の根の先で炎症を起こし、激しい痛みに襲われます。
  • (3)神経を取った歯
    過去のむし歯治療で神経を取った歯も、痛みを感じられないため、再発したときに気づきにくくなります。

詰め物・被せ物の下で
進行する二次むし歯

詰め物・被せ物の下で進行する二次むし歯

むし歯治療を行った歯でも、むし歯が再発して「二次むし歯(二次カリエス)」となることがあります。痛みのないむし歯でご紹介したように、神経を取った場合には、痛みなどの自覚症状に乏しいため、再発に気づきにくく、詰め物・被せ物の下でむし歯が広がりやすくなるのです。最悪、抜歯しなくてはならないケースもあります。

むし歯治療をしたから「もう安心」ではありません。治療後も油断せず、日々のセルフケアで残った歯を大切にし、定期的な予防歯科の受診で二次むし歯にならないように心がけましょう。

二次むし歯の原因

二次むし歯になる原因には、詰め物・被せ物等の補綴物の劣化や、治療精度の低さ、治療後のデンタルケアの不十分などがあります。

セラミックなどの高品質な歯科材料は、劣化も少なく精度も高めることができますが、健康保険適用で認められている歯科用プラスチックやいわゆる銀歯と呼ばれる金属製の歯科材料は、使用しているうちに劣化してしまうことが多いのです。

また、天然の歯質と、詰め物・被せ物との間には、どうしても隙間や段差が生じることがあり、ここへむし歯菌を含むプラークが付着することで、むし歯が再発しやすくなります。こういった隙間・段差はご自分で確認するのが難しいため、定期健診で、専門家のチェックを受けることをおすすめしています。

進行したむし歯は
根管治療で治します

進行したむし歯は根管治療で治します

むし歯が進行すると、歯の表面から次第に内部へと溶かされ、エナメル質、象牙質、歯髄(しずい:歯の内部の神経や血管の通り道)がむし歯に汚染されていきます。むし歯は下記5つの段階に分けられ、段階ごとに症状や治療法が異なります。C3以上の進行したむし歯は、歯の根から神経を取る根管治療を行うことになります。

むし歯の進行と治療法

※表は左右にスクロールして確認することができます。

CO
初期むし歯
C1
 エナメル質のむし歯
C2
象牙質のむし歯
C3
歯の神経のむし歯
C4
末期むし歯
CO 初期むし歯 C1 エナメル質のむし歯 C2 象牙質のむし歯 C3 歯の神経のむし歯 C4 末期むし歯
見た目 歯の表面が白濁して見えます むし歯になっている部分が茶褐色に見えます 黒く穴が空いているのが見えます 歯に大きく穴が空いています 歯ぐきから出ている歯冠部分が溶かされてなくなっています
症状 痛みなど自覚症状はありません まだ自覚症状はありません 冷たいものがしみたり、痛みがあったりします 何もしなくても歯に激しい痛みがあります 歯の神経が死んで痛みを感じなくなっています
治療法 適切なブラッシング、フッ素塗布を行います むし歯部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)で埋めます むし歯部分を削り、詰め物・被せ物で補います 根管治療を行います 抜歯をしたのち、入れ歯・インプラントで補います
根管治療
~重度のむし歯治療~

根管治療~重度のむし歯治療~

歯の内部を通る歯髄まで達したむし歯は、汚染された歯質や歯髄を取り除き、内部を洗浄したのち、薬剤を詰めることで歯の根っこを残すことができます。これを「根管治療(こんかんちりょう)」と言います。根管は被せ物(クラウン)の土台となるため、入念に検査しながら治療を進めていきます。

根管治療は、何度かに分けて慎重に治療を行う必要があるため、患者さんにも数回通院していただくことになります。途中で治療をやめてしまうと、再発するリスクが高まりますので最後までしっかり治しましょう。

レーザーで行うむし歯治療

レーザーで行うむし歯治療

むし歯に汚染された歯質や組織は、細菌の温床となっているため、徹底的に除去して「無菌化」する必要があります。そこで、当院では、レーザー照射によって瞬間的に熱を加え、患部を脱水・殺菌することで、汚染物質を効果的に除去しています。治療の成功率を高めると同時に、治療後の炎症の再発を抑える効果が期待できます。

レーザー治療の
メリット

当院がむし歯治療で使用するレーザー治療器は、生体への安全性が高いとされる炭酸ガスレーザーです。レーザー照射は痛みがほとんどなく、止血作用があるため出血が少なく、麻酔をせずに治療することができます。また、免疫機能が高まるとされており、キズや炎症の治癒促進効果が期待できるため、治療期間の短縮にもつながります。副作用が少ない治療法ですので、安心して治療を受けていただけます。

小さなお子さんの歯も
ご相談ください
~小児歯科~

小さなお子さんの歯もご相談ください~小児歯科~

むし歯になるリスクは、生えたての乳歯から始まります。当院の小児歯科では、小さなお子さんの生えたての乳歯をむし歯から守りながら、お子さんの成長に合わせた適切な予防ケアや治療をご提案します。

なお、当院院長は、杉並区歯科医師会の理事を長年勤め、地域の保育園で歯科検診を担当してまいりました。1歳半健診、3歳児健診などにも長年携わってきていますので、お子さんの歯に気になるところや不安があるなら、どうぞお気軽にご相談ください。